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この本を読み、自分が今まで書いた履歴書や職務経歴書がいかにいまいちだったかを痛感しました。項目ごとに詳しく説明があり、「なるほど！」と目からうろこ状態で、私には本当に役立つ本です。ただ、2003年6月に初版が発行されているので、4年前ということもあり若干今と転職状況も変わってきているのではないだろうかと思う部分もあります。履歴書や職務経歴書の書き方、企業が求めるものも毎年変わってきているので、別の最新版も読んでみたい感じはします。

　この手の本も数冊購入しましたが、今出ている職務経歴書、履歴書の書き方について解説している本のなかでは一番いい出来ではないかと思います。ここまで採用者の視点に立って、また、実際に生の声を集約して書いたと思われる本は見当たりません。
　ページ数は少ないものの、どういった内容でまとめればよいのかよく分かるエッセンスのような本です。
　改訂されていないため、前書きが時代に合っていないこと、また内容的に必ずしも良いアドバイスとは思われないもの（例えばＰ１０２では職務経歴書のサイズにつきＢ４サイズを裏技として推奨していますがＲ社求人誌のアンケートではＡ４サイズ以外のサイズを綴じにくいなどの理由から嫌う企業も少なからずいることが判明）も無くはありませんがご愛嬌です。

これまでは履歴書に何をかいてよいのか思い浮かばなかった。
この本には履歴書の書式から自己PR文の書き方、
そして職務経歴書まで網羅してある。
実例も写真つきで紹介。

この本は、そんなところ見ないよってところまで細かく注意して書かれています。
確かに採用する会社側として履歴書を見せてもらうときがあるのですが、
写真が私服で写ってたり、字が丁寧でなかったり、履歴書の右側、
自己ＰＲ等の欄が空白だったり。そんな履歴書をよく見かけますし、よくこれで応募できるなって感じてました。

実際自分が転職することになり、履歴書の書き方ひとつでこんなにも変わるのだということ、立派な自己ＰＲにつながるということが分りました。
パソコンが普及する中、履歴書もパソコンで打とうとしてましたが、やはり手書きのほうが人柄がでると書いてありました。
まず基本をおさえるということ、自分を売り込む戦略の仕方、採用側のコメント等参考になることばかりです。
あと転職者の場合、よっぽどのことがないかぎり学歴は最終卒だけでいいということです。この本のおかげで自分の売り込む部分なんて書けないと思ってましたが、履歴書を全部埋めることができ予定より早く転職することができました。

実際、この本を活用しながら転職活動を進めた結果、企業側の反応がよくなり書類選考が通りやすくなりました。良い例、悪い例の例が、簡潔に述べられており、現在転職活動をされてる方は、大いに役立つ内容になっていると思います。（おかげで本がボロボロなりましたが・・）　＜著者である小島様にはこの場をかりてお礼申しあげます。＞