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この本はとてもすばらしいと思いました。理由は下記の４つです。
１）簡潔な文章でさらっと読めました。
すんなり読みやすい言葉で、誰でもイメージが湧くようなたとえをふんだんに使って書かれている点。
２）自分にとっての転職の意味を考えさせてくれました。
ついつい企業名にひっぱられたり、自分自身の転職活動の本軸がどこにあるのか、分からなくなってしまうことが多いですが、この本は、まず自分自身の振り返りをさせて、誰かにとってじゃなくて、自分にとっての転職の意味を十分理解して活動できるように促される点。
３）自分で自身を正確に評価する手段を与えてくれました。
過小・過剰評価から抜け出し、自分のスキルの正確な認識と、それを表現するにはどうしたらいいか、自分で簡単に考えられる道筋が書かれていた点。
４）マニュアルではない点。
回答例が書かれていることはほとんどなく、自分の言葉で言わざるを得ないことを教えられました。しかし、自分自身の振り返り方は十分書かれているので、必要なのはマニュアルじゃなく、自分を振り返る時間と、それを書くための紙とペンだということは、読めば分かると思います。

楽しく転職活動しよう、と書かれているような気持ちになります。転職を考えている人だけでなく、仕事で煮詰まった人も振り返りに読んでみると良いと思います。

全く目から鱗が落ちる思いでした。
今までの面接対策がいかに稚拙だったか思い知らされました。
転職活動中の人には一度目を通す事をお奨めします。

昨今の転職の面接事情が良く理解できる書。
それもそのはず、著者は、雇用者と転職者の仲を取り持つのを職業とし実績をあげている人だもの。
結構鋭いね。