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藤井 孝一

週末起業 (ちくま新書)

週末起業 (ちくま新書) 人気ランキング : 11178位
定価 : ¥ 714
販売元 :筑摩書房
発売日 : 2003-08-06
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 714

リストラの不安におびえるくらいなら、いっそ会社を辞めて自分でビジネスを始めてはとすすめる起業の指南書は多いが、本書はその逆で、会社は辞めるなという。なぜなら、起業するには経済環境が悪すぎるうえ、住宅ローンや教育費、税金や医療費などの負担が増しているときに収入を途絶えさせるのはリスクが大きいからと。また、転職や資格取得、副業も有効ではないという。 そこですすめるのが、休日をフルに活用する「週末起業」である。これなら「サラリーマンの不況対策」になるほか、将来の本格的な起業に向けたトレーニングにもなると。そんな時間はないと言いたくなるが、起業すると仕事が楽しくなって寝ていられなくなるはずだという。 本書では週末起業の経験者でもある著者が、その成功の秘訣をさまざまに指南する。ポイントは、小資本で借金をしないこと、インターネットを駆使すること、自分の趣味を活かしたビジネスをすること。それを踏まえた上で、どんなビジネスモデルがあるかを実例とともに紹介したり、年代別の起業スタイルを提案したりする。とくに副業を禁止している会社への対応や本業の勤務中に問い合わせが来たときの対処法などは具体的で、「二足のわらじ」に相乗効果をねらう視点が参考になる。 一方で、税金や法人の仕組みをひも解いて、週末起業ではどういう申告方法や事業形態にメリットがあるかもアドバイスする。「資本金1円」でも会社が設立できる「確認会社」を読み解いているのも注目である。 不況下のサラリーマンを取り巻く一筋縄ではいかない状況や不安定な心理を、じつによくくみ取った本書。無理せずやろうというメッセージが現実的である。(棚上 勉)

起業って何?という人にもお勧めします。

 金融会社勤めを経て経営コンサルタント会社を興した藤井孝一氏によるサラリーマンのための起業入門書です。本書を読んでいると文章がしっかりしていて説得力もあって落ち着いている印象を受けたのですが、藤井氏は1996年生まれと割と若い方なのですね。現状の収入では不満、会社の将来には不安があるといったサラリーマンに向けて、ローリスク・ローコストではじめる副業について解説されています。

 金融会社に勤めていた藤井氏は副業で経営コンサルティングを始めたものの、駆け出しのころは散々だったそうです。名前を売ろうと出版社に原稿を沢山送っても無しのつぶてで、せめて誰かに読んでもらいたいとメールマガジンに載せて発行していたところ、それがきっかけで仕事が入るようになり副業として成功しました。情熱を注ぎ、あきらめなかったのが良かったのでしょう。捨てる神あれば拾う神あり、ですね。

 週末起業では本業からの安定収入をもとに副業の運転資金とするポートフォリオを組むことを藤井氏は主張しています。起業といえば、清水の舞台から飛び降りるようなイメージがありますが、大企業が新規事業を立ち上げる場合は初めのうちは赤字で、その間は既存の黒字企業が支えるという喩えが当たり前の考え方ながらとても新鮮に思えました。

 週末起業を始める際、「何をやるか」ということは非常に重要です。そこで藤井氏は「やりたいことは何か」「それが自分にできるのか」「時流に乗っているか」を順番にチェックすることを紹介しています。ただ漠然と自分の得意なことや儲けられそうなことばかりをターゲットとする場合と比べて、成功にぐっと近づけると思います。

 税金や確定申告の仕組みや法人の種類についても丁寧に解説してあります。起業したい人はもちろん、まだ起業を考えていない人にとっても知っていて損はないのではないでしょうか。

 全体を通して藤井氏が自分の成功談を語っているだけでなく、起業したい人のことを考えて書かれていることが感じられました。

会社に残りながら起業を薦める異色の書籍!!面白い。

 会社に残りながら起業を薦める異色の新書でした。ただ、そういえば、私の職場にも 土日限定で仕事を探しにくる方が多いことをふと思い出す。起業とまではいかないが、副業として通常勤務以外に仕事を週末にしている方は多くいそうだ。

 このインターネット時代。少しの工夫で、休みの日曜に何かできるのかも知れません。そんなことを考え読みました。

 また、この本は、週末起業を行う際の税金対策まで話しが及び、非常に興味深い内容になっております。是非まで読んでいない方がいればお薦めします。

やってみるだけでも、考えてみるだけでも価値がある


この本のコンセプトである
『今の仕事は辞めずに、休みの日や空いた時間を使って、
自分の好きな事、得意な事で起業をする』
という考え方は、素晴らしいと思う。
なぜなら、そのやり方ならたとえ失敗したところで
「失うものは何も無い」からである。

日本人は基本的にとても真面目なので、何事にも
「けじめをつけてから」行動を起こしたがる人が多いように思う。
しかしこのご時勢、会社勤めを辞めてしまうのは本当に
「もったいない」のだ。

でも、実際問題として恐らく多くの人は、起業といっても
「何をやっていいのかわからない」という事で悩むのではないだろうか。
この本には、そういう人の為の対処法も載っている。

「趣味が高じて職業になった」 この本にも書かれている、
そういう状態になれれば、一番幸せなのだが。

サラリーマン人生に疑問を感じ始めている方へ

サラリーマン人生を不本意と思われているかも多いと思います。
しかし独立するほどの勇気もなく、踏み切れないことも多いです。
本書はそんな方に対して、起業する足がかりを教えてくれます。
週末起業といっても、もちろんそれほど単純ではありません。
熱意や努力は通常の起業と同様だと思います。
大きな違いは、リスクが少ないことでしょう。

本書は、週末起業に興味がある方には価値ある一冊だと思います。

考え方には賛同できるが…

基本的には今の安定収入を捨てずに新しい収入ルートを確保しようと言う話。
新しく起業するにあたって現在の職業から撤退するのではなく、まずは週末に小さな規模で開始し安定したら本格的に転職しても遅くはないという事で、その方法を簡単に説明している。

現在の収入源は黒字事業部と考え維持して行こうと言う考え方は賛同できるし保険的な観点では有効だと思う。そうして本書ではリスクを抑えて気軽に週末に起業する旨が書かれているが、実際には週末を仕事に費やし平日の本業と兼業で生活するのはよほどのやる気がなければ難しいと思う。

また、本書はページ数が少ないので広く浅く情報を展開している為か、一部税金等の説明もあるが把握すべき内容からみると少々物足りない。更に最近の新会社法施行により、現在では本書の内容とは合致しない点があるだろう。

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