あなたに有利な転職求人情報、無料会員登録先を紹介。ハローワーク所在地、就職参考書も。

◆お仕事情報!


求人情報の中から本当に自分のやりたいことを見つけ出せていますか?

「ワークゲート」は国内最大級の求人情報サイトです。
随時8000件以上のお仕事情報を掲載してます!


事務系の求人情報も充実!
全国の求人情報が職種や勤務地、雇用形態から検索できるだけでなく、
MY履歴書を登録すれば、企業からのスカウトメールを受け取ったり、
気になる求人情報をスクラップしたり出来ます!



K.ブランチャード

1分間マネジャー―何を示し、どう褒め、どう叱るか!

1分間マネジャー―何を示し、どう褒め、どう叱るか! 人気ランキング : 7155位
定価 : ¥ 1,223
販売元 :ダイヤモンド社
発売日 : 1983-01
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 1,223
もっとも簡単なマネジメント本

よくもこれだけ簡単にマネジメントのエッセンスをまとめたものだと、
素直に感心しました。
実際のマネジメントでは、これだけでは解決できないことが多いのですが、
これすらできないマネジャーが何故だか沢山いるのも事実です。
そして、これすらできないマネジャーが、
様々な経営手法を短絡的に試しては止め、試しては止め、を繰り返しています。

まともにマネジメントできない経営者・管理職は、
いっそ本書だけでいいので徹底してもらいたいと切に願います。

課題の共有・目標管理

非常に短い文書で、会社の管理はどのような状態のときに一番効率が良いのかが書かれている。
「気分の良い部下は、良い成果を生む」
など、名言がちりばめられている。
マネジャーに人気になり、当時のベストセラーになったのに納得できる。
私のような、マネジャーではない一般の社員が読んでも非常に感銘を受ける。
むしろ、マネジャー以外の「自分は毎日会社に来て何をしているんだ?」と日々退屈で不満がいっぱいある社員に読んでもらいたい。
目標が共有されていると、ほとんどマネジメントなんてされることなく、お互いにいい関係で仕事ができることが解る。
自分が会社の目標を理解し、その中での自分の役割を理解してしまえば・・・・。もう、なにも悩む必要は無く、楽しく仕事ができる。
そんな、ヒントが書かれています。

有能な管理者になるためには?

有能な管理者になるためには、部下に何を示し、どう褒め、どう叱るか、その3点に絞って解説する。

平易な文章で、しかもわずか100ページほどのうちに、生産性の高い管理者となるにはどう行動するべきかが解説されていきます。30年近く前に書かれた本ですが、時代を超えた普遍性をもって、語りかけてきます。非常に簡素で、分かりやすく効果的な方法だと思います。組織を活性化するための方策ですが、自己管理のためにも有効なやり方ではないかと感じました。

人に接する心構えとして

一分間・・・この時間の長さをどう考えるか? 
短いと考えますか? 一分間では部下の指導は出来ないと・・・。
長いと考えますか? 忙しすぎて、報告を受けるのに、一分間の時間もないと・・・。
この一分間という時間をいかに活用して、マネジャーとしての管理業務を行うか、を物語で読ませる本です。
かいつまんで、おもいっきり要約すると、
「一分間というピンポイントで関わる事。しかし、直接かかわる以外は、その部下をよく観察しろ」
という事です。
そして、ピンポイントで関わる方法を示してくれます。
関わりかたには、ここで紹介されている方法が全てというわけではないと思います。(私は大いに参考になりましたが・・・)
それよりも、印象に残ったのは、人の育成を子供の成長に例えた考え方です。
「子供に歩き方を教える時、子供を立たせて『歩け』と命令するだろうか?
 また、転んだ時に、抱き上げて尻を叩き、『歩けと言ったのに』なんていうだろうか?
 そんな事はしない。まず子供を立たせるが、最初の日は少しふらつく。するとわれわれは、すっかり興奮してしまって、『立ったぞ、立ったぞ』と言い、子供をぎゅっと抱きしめてキスをする。
 次の日子供はちょっとの間立って、よちよち一、二歩歩くかもしれない。すると子供のところに駆け寄って、キスをするやら、だいてやるやら・・・と言う事になる。」
しかし、大人を扱うときには、この考え方をすっかり忘れてしまうものですね。
経験不足の為に自身のない者や不安を感じている者には、罰を与えるのではなく、何を要求されているのか?よくやるとはどういうことなのかをはっきり理解させる必要があると説いています。
まさにその通りで、よく知っていて出来ない者と、経験不足や知識不足から出来ない者とは明らかに別けるべきなんですね。
その上で、新人や新業務に携わる時などは、マネジャーとしての責任が問われる事なのでしょう。
優秀な人材を採るという方向から、優秀な人材を育てる、仕立てるという考え方にシフトしたいと思いました。
最後に、一番気に入った言葉を抜粋しておわりたいと思います。
『気分のよい部下は、よい成果を生む。』

さぁ“1分間マネジャー”になりましょう!

 この本を手に取ったのは、仕事でリーダー的立場になりつつあったころです。その当時、私は上司に対して「模範となるようなマネジャーはいないなぁ…」と考えており、また後輩に対しては「こんなこともできないなんて!あいつに任せるより自分でやったほうが効率的だ!」などと考えておりました。
 そんな折、書店で本書を見つけ読んでみたところ、物語調で読みやすく、しかも「俺って、主人公?!」…一気に読み終わり、深く納得しました。私にとってタイムリーな本だったこともあり、まさに革命!小難しいビジネス書を読んで解ったつもりになっていた“マネジメント”の真髄を知りました。
 何度も読み返し、暫く実践してみた今、かつての自分を恥じるとともに、本書の中で、優れたマネジャーに出会えたことを嬉しく思っております。私は“1分間マネジャー”になることを目標に、これからも本書を実践していきます。
 さぁ皆さんもご一緒に“1分間マネジャー”になりましょう!

Copyright 2005 ハローワーク転職求人情報ネット All rights reserved.