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村上 龍

13歳のハローワーク

13歳のハローワーク 人気ランキング : 1632位
定価 : ¥ 2,730
販売元 :幻冬舎
発売日 : 2003-12-02
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 2,730
職業偏りすぎ

転職を考えていたとき、ちょうど見つけた本。
なんというか、職業偏りすぎでは?
フツーの人がつけないような、華のある、もしくはマニアックな職業の紹介の比重が多いような気がする。
まあ、著者の目的とかからすれば、それでいいのだろうけど。
フツーの子には、あまり、役立たないのでは?

こんなことで良いのか

私は12歳のときにこの本を誕生日プレゼントとしてもらいました。
そのころから作家になることを志していましたが、作家のページを見て愕然としました。
作家になるときは、目の前の道が無くなったときだというようにも見えました。
子どもの夢を閉ざすようなことがほかにも書いてあり、正直傷つきました。
将来私に子供ができても、この本は絶対に見せません。

幸せになれる

>「好きなこと」というのは、レストランのメニューのように
>どこかにズラッと並んでいてその中から選ぶ、というようなものではないからだ。

唸った。痛い。
マークシート式に、「枠のある選びやすい選択肢」からチョイスすることに慣れきってしまうと、
いざ、自分がすべきことを探して何かをしようとすると棒立ちになってしまうようだ。

私はいま、ひとつ心配していることがある。
来年、父の定年退職が控えている。団塊世代の父。
日本の高度成長期を支えて、朝から晩まで身を粉にして働いてきた世代だ。
趣味に勤しんでいる暇もなく。
彼らもまた、就業とは違った意味で「好きなこと」と出会えるだろうか。

職業選択の意味だけでなく、多岐にわたっていろいろ考えさせられる一冊。

身近な13歳前後の子どもには、ぜんぶ読まなくていいから、「ちょっと一緒に見ようよ。」と誘いたい。
同世代の友達には「これ読む価値あるよ」と伝えたい。

なぜなら。幸せになれるから。本当に、そう思う。
家庭の医学のように、備えたい一冊。

全国民のハローワーク

「13歳の」ハローワークと言うけれど、20代後半の私でも、常時参考にしている一冊。
と同時に、自分が13歳のときにこの本が出版されていなかったことが悔やまれてならない。

この本で得られるもの
1、自分があこがれる職業に就くには、どういう努力をすればいいかわかる
2、自分の興味の対象のことができる職業にはどんなものがあるかわかる
3、興味のあることに関連した職業を、選択肢として複数探すことができる
4、興味のなかった職業、存在さえ知らなかった職業を知ることができて、新しい出会いになることもある

自分が何に興味があるのかわからない人さえも、この本を手に取って何気なく読んでいるうちに、「これはいい感じ」「これは嫌」というふうにして選択肢を狭めていけば、何となくの方向性は見えてくるはず

職業に関する本で、昔「なるには本」というのがあった
その本は、その職業に就くには何をすればいいかが書いてあって、ある意味役に立った
でも、そこに書かれていたことに対して「何か自分の方向と違うなあ」と思ったとき、その本はガイドとしての役割を果たさなくなってしまった
「13歳のハローワーク」の、「?が好き」というアプローチや、各チャプターの最後の「こんな職業もある」の部分は、もし憧れた職業が自分に合っていないとわかっても、その後のフォローがちゃんとある

ちなみに、ところどころにある村上龍の職業にまつわるエッセイも、古くから言われている一般論ではなく、「現代」の視点から書かれているので、とても新鮮でリアルです

職業に初めて就く、または選び直す人にとっては貴重な一冊

 この本には多くの方が書評を書かれていますので私の感じた点のみを書きます。
 この本の職業の紹介文は単に仕事の外見的な内容を記述したものではありません。
 仕事の背景からその意義、その仕事に向いている人や長く続けることができるための資質の
条件まで詳細にしかも客観的に書かれています。
 村上氏の膨大な資料集めの苦労と深い考察の跡がうかがえます。
 職業に初めて就く、または選び直す人にとっては大変参考になる本だと思います。

 特に村上氏が自身の職業である作家を「作家から他の仕事に就いた人がほとんどいないの
は『一度なったらやめられないおいしい仕事』だからではなく、ほかに転身できない
『最後の仕事』だからだ。」と少し否定的なニュアンスで書いているのが印象に残りました。

 あと細かいことですが、はまのゆかさんのイラストが少し気になりました。はまのさんが
「あの金で何が買えたか」で描いた、細部まで神経の行き届いた完成度の高いイラストと比
較するとやや雑な印象を受けました。
 イラストを描く時間があまりなかったのかな?と余計な心配をしてしまいました。

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