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　この本を批判するひとはよく内容をよんでいない人だそうだ。そのこと自体は間違ってい
ないかもしれない。僕もバカバカしくなってざっと流し読みしただけだから。

　中身はなんだか「ソープランドにいったことがありますか？と聞かれたら」といった奇を
てらったようなエピソードに尖った見方で書いた”扇情的”なエピソードをつけ、あとは
もっともらしい薀蓄で閉めただけで、ある程度の知性を持った人、言い換えれ
ば「それがどーしたの」、「それ、ほんとに？」という問いかけをしながら本が読めるレベ
ルまで達したごく普通の修士修了レベルの人間ににしてみると、ああこの程度のこけおどし
でだまされる奴はたいした企業にはいけないだろうなという程度の感想しかもてない。

　それに、奇をてらっておいて、「それがどーしたの」、「それ、ほんとに？」のあたりが
いい加減なんで、うさんくさいったらありゃしない。

　もう少しオーソドックスな内容で、書くことはたくさんあると思うのですが…。

もしあなたが商品企画を担当することになったとき、

Ａ : 売れなかった商品を1000個取り上げて、売れなかった理由だけを綴った本
Ｂ：同じ商品なのに、売れた物と売れなかった物を比較して、詳しく開発の経緯を綴った本

どっちが役に立つと考えますか？迷い無くＢだと思いませんか？

この本は典型的なＡタイプです。
失敗例からだけでは、成功する自分の姿を描けません。
失敗例と成功例を併せて複数知ることで、自分の尺度に置き換えた成功の秘訣を得るのではないでしょうか？
参考書の本来あるべき姿、ゴールへの筋道を解説してくれるという役割を完全に逸脱しています。

問題を乗り越える時、過去の事例を参考にするのは、卑怯でも怠惰でもありません。
過去と現在を知ることで、未来を予測することができるのです。

初面接が不安になり、焦って中身を読まずネットで買った自分が馬鹿でした。
著者の視野の狭さに愕然とするのは、私だけでしょうか？

まず冒頭に、この本を読まない人に対する批判からはじまるので、イヤ?な感じがします。
「毎年大幅に書き直しているので、先輩から貰ったりしないで最新版を買うこと」
と注意書きがしてありますが、2007年版と殆ど内容は同じ。イラストまで同じなのにはびっくりした。
ちなみにそのイラスト、文章と殆ど関係のない絵が１ページをまるまる使ってたびたび登場します。
イラストを無くしたらこの本かなり薄くなるんじゃないか？という位。
ただ、所々参考になることは書いてあるので、持っておいてもいいでしょう。
でも、2007年版と同じなので、買うならブックオフやマーケットプレイスで2007年版を買いましょう。
300円くらいで買えるし。

筆者紹介
学生時代に映画館で映画を４０００本観た。←数じゃないだろ

毎年表紙の色が違うだけ？？

毎年就職する人３人に２人は読むらしい←読んでる人見たことある人手を挙げてー！

しかも筆者のサイトでこの本を読んで批判してる人はちゃんと読んでないだけだそうだ

まるでホリエモン

悪い本じゃないけど、この本も先輩からもらった本とちっとも内容変わってないねー。
間違ってる場所も一緒。どこかは検索かければ出てくる。ヒントはTOEIC。
就活本て、こんなんばっかだな・・・