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津田 久資

ロジカル面接術 2008年基本編

ロジカル面接術 2008年基本編 人気ランキング : 35759位
定価 : ¥ 1,470
販売元 :ワック
発売日 : 2006-11
発送可能時期 : 通常2〜3日以内に発送
価格 : ¥ 1,470
これ一冊で十分

自己PRと志望動機
この二つが就職活動の面接を突破する重要キーであること、そしてそれを効果的かつ
効率的に作成する方法が記されています。
それが非常にロジカルに説明されていて、作業を進めるうちに、その他の質問に対しても
この本の通りに作った自己PRと志望動機があれば個別に考えておかなくても効果的に
答えることができることがわかってきます。

この本の言う、面接で主張すべきこととそれを作成する方法の構造を理解すれば
どんな業界や企業にも通用する自己PRと志望動機そしてその他の質問に答える回答が
作れるようになると思います。
この本だけで面接で答えるべき内容がすべて網羅できるし、個人的には市販の就職
活動本の中でも最も実践・効果的なのではないかと思います。

ただ、この構造と実践方法を説明するのに回りくどい言い回しや文章構成、また不必要な
説明箇所が多い気がするのは気のせいでしょうか。
それと、具体例として挙げられている自己PRと志望動機の数々がほとんど本書の
方法論に従って出来たモノではないとも感じたりします^^;
そこが無ければ、純度が高くもっと分かりやすいものになったのが惜しいと感じます。


目からうろこ

 就活のエントリーシートをどう書くか?この問題は、就職という人生最大の節目に関わ
る問題だけに深刻だ。その深刻な問題に光明を与えるのがこの本だ。 私は後期博士課
程所属という不利な立場で就職活動を進めてきたが大手メーカーの研究職(しかも畑違いの
研究分野)に内定できたのはひとえにこの本のおかげである。

 この本では、結局採用面接で主張すべきことが『自分には能力がある』『自分はこの会社に
あっている』の2点に尽きることを暴いている。そして、『自分には能力がある』『自分はこ
の会社にあっている』という主張の根拠を、どのように自分の経験等から拾い出し、どのよ
うに文章に組み立てていくのかを明きわめてビジュアルに解説している。

 見方をかえればこの本は『ピラミッドメソッド』を就職活動という目的に特化した形で解説
した本とも見ることも出来る。この本の論証方法(つまり、主張、根拠の展開およびそれを文
章にまとめる方法)の下敷きとなっているピラミッドメソッドは、ビジネスのみならず、学問
の分野でも通用する標準的で正統な論証手法である。この点も『筆者らの我流や、学問的な
裏づけに乏しい胡散臭い論証法』を説く凡百の就活本との決定的な違いである。この意味で
、就職活動をする過程できちんとした『考える技術、書く技術』を身につけられる点からも
この本を読む価値は高い。

 週活本の世界は、一般に『なんだかありがたそうな雰囲気の言葉、ドキッ、ヒヤッとする
フレーズを延々と並べているだけの本』『アクロバティックな質問、回答を並べているだけ
の本』、『問題を絞り込めていない分厚いだけがとりえのまとまりのない本(分冊化含
む)』、『著者の偏見としか思えない根拠に乏しい説を語り続けるだけの本』『尖った見方で
面白いのだが…という本』など有象無象の世界である。イロモノだらけの週活本に辟易してい
るそこのあなた!!、この本を手に取ってください、まさに目からうろこですよ!!

 以上を踏まえ、この本の評価は星5つを越えるものと確信するが、本質とは関係ない部分
な点で見落とせない欠点が1点ある。それはこの本が薦める思考法とは対極にある思考法を得
意とする鳥越俊太郎氏の推薦を表紙にのせていることだ。鳥越俊太郎氏の主張展開は、直感
的、観念的であり、情に訴えるスタイルである。彼のアドバンテージはそのスタイルにある。
情に訴える面接術というなら鳥越氏の推薦は強力なアピールになると思うのだが、鳥越氏とロ
ジカルという組み合わせは表紙を見たものに”?”を与えるでしょう。その違和感は、変な例
えになるが、道徳の教科書の表紙にライトノベルの主人公あるいは逆に、ライトノベルの表紙
に歴史上の偉人といったかんじで、著者らがきちんと調べてものを書いるのかに対するいらぬ
誤解(それは偏見だが)をあたえかねない。鳥越氏はむしろメンタツ?

 あと、三角ロジック(主張、データ、根拠の3つ組で論証する手法)という手法も結構有効
で、ピラミッドメソッドとの相性もいいとおもうのですが、そのあたりももうすこし”明”
に書いてあればと。ということで星4つ

まさに「基本」

「基本編」のタイトルどおり、ひどく基本的なことしか書かれていない。そのため、日頃からロジカルに物事を考えたり、ある程度面接慣れしていて基本的なことが理解できている学生や、社会経験が豊富で論理的思考を備えた社会人による転職時などにはまるで参考になりそうにない。正直「インターネットで検索すれば普通に出てくる面接における考え方・自己PR方法」程度の内容である。
ただし、まったくの面接初心者で、ある程度のポテンシャルを持ち合わせながらも実践経験に乏しく、どう面接に望んでいけばいいのかわからないといった人には、考え方のきっかけをつかむ参考にはなると思われる。
つまりはそれ以上の人にもそれ以下の人にも役に立たない、そういった内容のため星は2つ。

シンプルに自分の考えを伝えるロジカル面接術

 セミナーやOB訪問をすることで志望企業について内定を取るのに必要な会社に対する知識を得ることが出来るだろう.また,自己分析を通して,自分の特徴を知りエピソードを作ることが出来るだろう.次にやることはESや面接を通して自分をPRすることだ.

 本書を読む前は,会社が一般的に評価されている部分を褒めちぎることや,自分の自慢話を書くことにエネルギーを注ごうとしていた.実際,就活生の多くがこのレベルで終わってしまっているのではないだろうか.褒めちぎりや自慢話を否定する気は無い.しかし,このようなコミュニケーションだけでは余りにも受けて側の解釈に依存しすぎだろう.

 本書が説明しているのは,会社について調べた知識と自分の特徴を示すエピソードなどを枝葉に捉われず相手に効果的に伝える方法である.そもそも,このような力は就活だけでなく,全ての場面で用いられる力なのだが,就活用に絞ってくれている本があるのだから使わない手は無い.具体的には,

・自分はAをやってみたい(自分の適性はAである).
・御社でAを実現できる(会社は自分に適している).

というフレームで整理することを薦めている.本書を使ってじっくりとPR方法を考えれば,面接が会社(専門)知識ひけらかしの場でも自分の過去の偉業ひけらかしの場でも無いことを理解できるだろう.コツは,自分の志望動機と自己PRを本書のロジックに従って,30秒バージョン,1分バージョン,5分バージョン,10分バージョンと作ってみるだろう.シンプルで最も自分が言いたいことを最初に考え,徐々に自分が考えてきたことを肉付けしていくことを薦める.



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